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ご由緒~石浜神社の歴史~

当社は、聖武天皇の神亀元年(724)9月11日、勅願によって鎮座され、以来1297年の歴史を持っています。

文治5年(1189)、源頼朝の奥州征討に際しての社殿の寄進、弘安4年(1281)、蒙古襲来の折、必勝を祈念しての、鎌倉将軍家お取り次ぎによる官幣(かんぺい:天皇から神に捧げる礼物)のご奉納などを経て、中世初めには大社としての発展を見ました。
殊に、千葉氏、宇都宮氏などの関東武将の信仰は篤く、関八州より、多くの参詣者を集めたと、伝えられています。

東に隅田の大川、西に霊峰富士、北に名山筑波といった名勝に恵まれ、江戸近世における社運はさらに隆昌、『江戸名所図会』(※)などにも大きく納められるところとなり、「神明さん」の通称のもと、市民の間にその名を馳せました。明治5年(1872)、郷社に格付けされ、以後、時の流れと共に名称などに変化はあったものの、ご神徳・社運の輝きはいよいよ高く、今日に及んでおります。

『江戸名所図会』 天保7年(1836)

※『江戸名所図会』 天保7年(1836)

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ご祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

天(あめ)の下(した)すべての根源をなし、天地四方を照らす太陽神で、わが国ご祖神としてまつられ、この世と万物の秩序安泰をお守りくださいます(伊勢の内宮のご祭神)。

​豊受大御神(とようけのおおみかみ)

天の下のすべてに必要な作物・食物を産み出され、お守り下さる神としてまつられます(伊勢の外宮のご祭神)。

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